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朝型学習はメリットが大きい。その理由や良し悪しを確認してみよう!

2022.5.2 朝型学習はメリットが大きい。その理由や良し悪しを確認してみよう!

「勉強するなら朝か夜か」
これはいつも質問があるような議題の1つです。

朝型には朝型の、夜型には夜型のそれぞれの良し悪し(メリットデメリット)がありますので一概には言い切れないところがあります。

この記事では、一般的に考えられる理由で「朝型の学習をすること」について、メリットやデメリットを解説いたしました。

早朝から学習することを検討されている方は、ぜひ先をお読みください。

 

朝型学習のメリット・デメリットについて

まずは、朝型学習のメリットとデメリットを挙げていきます。

  • 朝型学習のメリット
    早寝早起きのリズムが作られる
    人(生き物)としての活動時間に合っている
    入試などの時間に合わせられる
    テレビなどの誘惑が少ない
    寝て起きたばかりなので体力がある

 

  • 朝型学習のデメリット
    眠たくてぼーっとしている
    リズムを作り出す最初がつらい

これらのメリット・デメリットが挙げられます。

次の項目から、それぞれを順番に解説いたします。

 

朝型の学習をするメリットについての解説

朝型のメリットについて解説いたします。

 

1、早寝早起きのリズムが作られる

朝早く起きるということは、必然的に夜は早く眠ることになります。

短期間なら夜眠る時間を遅くしても問題なくても、何日間も短時間睡眠でいることはできませんよね。

早寝早起きは健康的な生活の基本とも言われます。

このリズムを自然と身につけることで、より万全な状態で勉強をすることができるでしょう。

 

2、人(生き物)としての活動時間に合っている

人間は基本的に昼行性であり、夜行性ではありません。

夜行性の生き物といえば、たとえばコウモリやフクロウなどが思いつきます。
これらの動物は昼間寝ていて、暗くなってくると活動し始める動物たち。

しかし人間は夜寝て朝昼に行動するのが基本です。

もちろん今は電灯があるので夜でも明るく、行動するのに支障はありません。
それでも人間が夜になったらみんな外出して、昼間は寝ている状況というのを見たことがありませんよね。

朝型のメリットとして、人間の活動時間に合っているのが挙げられるのは間違いないでしょう。

 

3、入試などの時間に合わせられる

入試などの試験が実際に行われるのは午前中であることが多いと思います。
朝型の勉強を続けていると、脳が朝活動することに慣れてリズムが整ってきます。

すると、実際の試験が行われる時間帯に脳の活動が活発化するようになり、好成績を収められる可能性が高まります。

スポーツなどでも「より実践に近い状況で練習する」のは本番に力を発揮するのに有効な練習方法です。

これと同じで、勉強もより実践に近い状況を作って取り組む方が、結果が良くなるのは見えています。

 

4、テレビなどの誘惑が少ない

早朝には魅力的なものが少なく、邪魔が入りにくいです。

例えばテレビ番組。
早朝に流れている番組はアニメやバラエティ番組のように興味を惹かれるものが少ないと思います。

また、SNSやLINEなどで友人と連絡しようと思っても、彼・彼女らは眠っている可能性が高いでしょう。
(反対に起きているのであれば、共に学習する仲間・ライバルになり得ると思います。)

朝型の勉強では、より自分の時間に集中できる環境が自然と整いやすくなっています。

 

5、寝て起きたばかりなので体力がある

人間は眠ることで体力を回復できますよね。

夜の早い時間にぐっすり眠ることができれば、朝起きた時は体力全開。
元気いっぱいで勉強することができるでしょう。

体力が落ちている状態で勉強しようと思っても、机の前に座っても集中できなかったり、途中で居眠りしてしまうことだってあり得ます。

朝一番から体力ゼロという事はまずないでしょうから、こうした非効率になる要因が無い状態で学習を進めることができます。

 

朝型の学習をするデメリットについての解説

続いて朝型の勉強をするデメリットについても見ていきましょう。

 

1、眠たくてぼーっとしている

やはり、早朝に起きて活動するのは眠たいもの。
どんなに慣れていても、朝一番は少しぼーっとしてしまいます。

ぼーっとしているだけならまだしも、そのうち「やっぱり今日はちょっと眠たいから少しだけ眠ろう」というように考えてしまい、そのまま普通の起床時間まで寝てしまった・・・

こういう状況になりがちです。

また、なんとか二度寝せず机に向かうことができたとしても、脳が覚醒しておらず、寝ている状態かもしれません。
当然そんな状態で勉強したところで何も記憶に定着しません。

朝型のデメリットとしてこういう事も想定しておくべきだと思います。

 

2、リズムを作り出す最初がつらい

どのようなことでも最初の一歩が辛かったり難しかったりすることが多いのですが、こと「早起き」というものの難しさは、チャレンジしたことのある人なら知っていると思います。

「大切な用事がある日」ならなんとか起床できていても、「できれば早起きしたい日」となると朝なかなか起きられません。

最初のリズムを作るのがつらく、困難なことは間違いないでしょう。

最初のうちは「とりあえず起床して、二度寝しないようにする」ということを目標にして、数日間続けられてリズムができてきたら勉強し始めると良いと思います。

朝型の学習はおすすめです

朝型の学習は最初が一番辛い

この記事では朝型の学習についてのメリットとデメリットについて解説いたしました。

朝型学習はメリットが大きくおすすめですが、とにかく最初が一番辛いです。

「明日の朝から頑張る!」と意気込んで早寝しようと思ってもなかなか寝付けなかったり。
早寝できても翌日早起きできなければ、単純に睡眠時間が多くなっただけになるかもしれません。

ようやく早寝早起きのペースができてきても、最初のうちはぼーっとして脳が働かず、時間だけが過ぎていく事もあると思います。

それでも朝から集中して勉強することができれば、受験のためだけでなく、例えば部活動で試合がある日や社会人になって早起きしないといけないようになっても、応用の効く良い習慣だと言えるでしょう。

最初のつらさを乗り越えれば、朝の学習はきっとうまくいきますよ。

この記事が学習に取り組む時間で悩んでいる人のヒントになれば幸いです。

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