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本を読むことで色々な力が身につくのはご存じと思いますが、具体的に「どんな力が身につくのかを知っておきたい」という方もいると思います。
そこでこの記事では、読書で身につく力として5つの項目を挙げて解説いたします。
この記事の内容が、読書を子どもや友人に勧める際の参考にしていただければうれしく思います。
まずは読書で身につく5つの力を見ていきましょう。
以上の5つが読書で身につく主な力として挙げられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
知識力とは「物事を知っている」力のこと。
物事とは、例えば単語、言葉。
何かを見た時や聞いた時にその単語を知っていれば、それが何なのか、何に使う物なのか、または何の話をしているのかを理解することができます。
知らないと話をすることすらできませんから、知識力が全てのベースになっていると言っても過言ではないでしょう。
1つの知識を得ると、そこをきっかけにして関係ある他の知識も得ることにつながっていきます。
また全く関係ない場面でも、以前に得た知識が役に立つことも。
このように、読書をすることでさまざまな知識を自然と身につけていくことができます。
語彙力は言葉を使いこなす能力のこと。
「文章力」と言い換えることもできます。
つまり、「単語を文章として表す能力」のことですね。
単語をいくら知っていても、それを効果的に使いこなすことができないといけません。
誰かに何かを説明したり、伝えるには語彙力は必須です。
また語彙力は、自分が伝えるだけではなく他人から何かを聞く場合の理解力にもつながります。
わかりやすい例としては、お笑い芸人の漫才やコントなどでしょうか。
他には、音楽の種類である「ラップ」の歌詞など考えられます。
それぞれ「似たような別の言葉」であったり「ひねり」を加えた言い回しを使うことが多いので、語彙力がないと何が面白かったのか、何を伝えようとしていたのかが理解するのに時間がかかるかもしれませんね。
知識力や語彙力が身についた後に、それについて深く考えることでさらに理解度が増していきます。
思考することで表面的にしか理解していなかった物事について応用が効くようになり、さまざまな場面で活躍できるようになるでしょう。
また、他人に騙されにくくなるという効果も期待できます。
思考力がないと「悪意のある人のもっともらしい言葉(行動)」に騙されやすくなります。
誰かの言っていることに対して「なんか、気になる(引っかかる)な」という感覚を持てるようになるのは、自身に思考力があるからこそです。
本を読むことで想像力がかなり鍛えられます。
文庫本のように文章がメインの本ならば、文字で書かれている場面の風景や人の表情などは、全て自分の頭の中に想像するしかありません。
旅行雑誌などを読んで旅の計画を立てる際は、そこに行くまでの準備や現地での行動などについて想像(空想)することでしょう。
また、マンガのようにイラストがふんだんに描かれている本の場合でも、登場人物の気持ちの描写が全て書かれている訳ではありません。
「このキャラはこのシーンでは、きっとこう考えて行動するはずだ」といったことを想像してしまうのは、漫画を読んだことのある人なら誰しも経験するのではないでしょうか。
想像力豊かな人になると、誰も考えつかないアイデアが浮かんだり、とっさにピンチを切り抜けることができるようになります。
会話力はコミュニケーション能力とも言い換えられます。
つまり、「Aという物事について知っている者同士の会話は盛り上がる」ということです。
共通の趣味の会話で仲良くなれるというのはよくありますよね。
もちろん、Aについてさほど興味がなかったとしても内容を知っていれば、Aについて話す友人との会話ができるということもあるでしょう。
知識や語彙力があり、思考して想像力を働かせている人とのコミュニケーションが楽しくないわけがありません。
読書というと1人で行うものと思いがち。
そういう面は実際にありますが、実は読書によってコミュニケーション能力が上がるのです。
この記事では読書をすることで身につく力を5つ挙げました。
といったもので、それぞれ多くの場面で役に立ちます。
鍛えるのは早いうちの方がいいですから、思い立ったらすぐ行動しましょう。
ぜひたくさんの本を読んでみてくださいね。
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