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子どもは大人のすることを真似したくなるものですが、中には「これ、大人と同じようにして大丈夫なのかな?」と悩むものもあるでしょう。
その中の1つに「コーヒーを飲むこと」もあると思います。
ご存知の通り、コーヒーにはカフェインなどの成分があり、眠気覚ましに効果があると言われています。
※「子どもにカフェインは大丈夫なのか?」ということは別の記事にまとめています。
関連記事:「眠気覚ましにカフェインって、子どもでも大丈夫?【結論:おすすめしません】
本記事ではカフェインそのものより「コーヒーは子どもが飲んでいいのかどうか」について調べたことを解説しています。
参考になれば幸いです。
コーヒーについて調べたところ「全日本コーヒー協会」という団体に興味深い資料がありました。
「日本のコーヒーの引用状況」という資料ですが、そこには年齢別に1週間あたりの飲用杯数が書かれています。
それによると、中・高校生でもコーヒーを飲んでいることがわかりました。
男子が1週間あたり 2.88杯、女子は1週間あたり 1.78杯のコーヒーを飲んでいるそうです。
(2020年の調査結果)
※参考資料:「日本のコーヒーの引用状況」より
小学生以下については資料がないのでわかりませんが、中にはコーヒーを飲んでいる小学生もいるかもしれませんね。
ということで、ここまででコーヒーを飲んでいる子どもがいることはわかりました。
コーヒーを子どもが飲むことの何が心配か。
それはおそらく「コーヒーにはカフェインが入っている。カフェインって大丈夫なの?」ということではないでしょうか。
冒頭でご紹介したカフェイン摂取についての記事内にもありますが、カフェインを制限する法律等は今の所ありません。
ただ、妊婦や授乳中の方の過剰摂取は控えた方がいいということが書かれているだけです。
日本では厚生労働省が、世界各国では保健省が「過剰摂取しなければ問題ない」というくらいなので、おそらく大丈夫なのでしょう。
しかしやはり気になるのが本音でしょう。
そこで、子どもがどうしてもコーヒーを飲みたいと言った場合の対応法を4つお伝えします。
子どもがコーヒーを飲む場合、以下のような対策をとっておきましょう。
最近はカフェインレスのコーヒーが販売されていますが、風味は通常のコーヒーそのものです。
これを飲めば十分コーヒーの旨味や雰囲気を味わえると思います。
また、カフェイン慣れしていないので夜眠れなくなってしまうといけません。
朝や昼など早めの時間に飲むようにしましょう。
一気飲みすると体に良くないので、じっくり味わって飲むことと、ブラックはやめてミルクを入れるなどして薄めるようにするのもいいと思います。
ちなみに少量飲むようにするという対策もアリですが、イタリアのエスプレッソのように「少ないけれど、濃い」状態になるのは避けた方がいいと思います。
普段の量かそれより多めの水(お湯)を使って薄めたものを少量飲むようにすると良いでしょう。
カフェインは大丈夫と言われているものの、何でも摂りすぎが良くないのはご承知の通り。
カフェインの摂りすぎは脳の発育を妨げることがあるとも言われていて、正直なところ子どもにはできるだけ避けたいところです。
また、依存症になるかもしれません。
アルコール依存症などと同じで、「依存症」となるとカフェイン(コーヒー)が無いとイライラしたり落ち着かなくなります。
このあたりは子どもはもちろん、大人も気をつけたいところですね。
この記事では、子どもがコーヒーを飲んでも大丈夫なのか?という事について調べ、解説してきました。
もし子どもがコーヒーに興味があり、美味しそうだという理由であれば、カフェインレスのコーヒーで十分。
味や香りをしっかり味わえて満足できると思います。
それでもどうしても普通のコーヒーが飲みたい!というのであれば、途中で述べた対策を試してみてください。
落ち着いてコーヒーを飲んで勉強する姿って大人っぽくて格好いいですし、やってみたくなる気持ちもあると思います。
上手にコーヒーと付き合っていければいいですね。
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