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小学校も学年が上がってくると、だんだんと勉強についていけなくなる子どももいると思います。
小学校1〜2年生の時は余裕だったはずなのに、いつのまにか勉強がしんどくなって、今は苦痛になっている・・・
そんな子どももいるかもしれません。
そんな我が子が勉強についていけるように、家庭内で親ができることについて書いてみました。
親が子どもの宿題や勉強を代わりにやってあげるわけにはいかず、それでも何かしてあげられることはないかとお悩みだと思います。
ぜひ続きをお読みください。
親の立場から、勉強についていけなくなってきている子どもへできること。
たくさんあると思いますが、本記事では次の3つをお伝えします。
こうしたサポートをしてあげてはいかがでしょうか。
次から順番に解説していきますね。
親ができる最大のサポート。
それは子どもを褒めてあげることだと思います。
小さな頃から何かあるたびに、または何もなくても子どものことは褒めていたのではないでしょうか。
小学生になりだんだん学年が上がってくると、頼もしくもなり、ある程度手を離しても大丈夫という気持ちになってきます。
それと同時に、褒めることも少なくなってきていませんか?
子どもは親に褒められるのが何よりも一番嬉しいことです。
褒められることで自己肯定感が上がり、自分のことに満足できるようになってきます。
褒めるためのポイントは、できるだけやっていること(プロセス、過程)を褒めてあげること。
勉強がわからなくても頑張っていることや、覚えようと努力していることを褒めてあげてください。
もちろん、テストの点が前回より伸びているなどのわかりやすい部分も褒めてあげてもOKです。
この時も、「勉強一生懸命頑張ってやっていて偉いね!成果がしっかり出ていてすごい!」というように、過程も一緒に褒めてあげると良いでしょう。
勉強がわからない子どもは、自分がどこにつまづいていて、「どこがわからないのかをわからない」という状態であることが多いです。
どこかの時点でつまづいているから、今の勉強がわからず悩んでしまうわけです。
もしかしたらそれは前の学年で習ったところかもしれませんし、さらにもっと以前かもしれません。
学校では授業をみんなで受ける以上、なかなか気づきにくいものです。
家の中では親子のマンツーマンになりますから、気付ける可能性が高まるでしょう。
じっくりと我が子を見て、どこにつまづいているのかを見てあげてください。
そしてもしわかったら、できるだけ詳しく伝えてあげること。
例えば「算数でつまづいている」というのではなく、「掛け算と足し算が一緒に出てきたら悩んでるね」というような内容です。
勉強に限らず、今までできなかったことができた瞬間は楽しくなるものですよね。
わからないことがわかってくると、「よし、次もがんばろう!」と意欲が湧いてくるものです。
「算数がわからないみたいだから、算数のドリルを買って渡そう。」と考えてモノだけをあげても、本人の楽しさや理解にはつながりません。
それよりも、買った算数のドリルを一緒に見てあげて、問題を解くサポートをしてあげるようにしましょう。
そうして問題が解けると、きっと楽しさと充実感を覚えると思います。
解けたスピードや点数を表にし、だんだん上達していっているのが目で見てわかるようになれば、より楽しくなるかもしれませんね。
成功体験に勝る楽しさはありませんからね。
この記事では、勉強についていけなくなってきている小学生の子どもに対し、親がどうサポートするかについて解説いたしました。
いくつになっても子どもは子ども。
幼児の頃からずいぶん大きくなったなあと思っても、やっぱり親からサポートを受けるのは嬉しいんですよね。
できる範囲で褒めてあげたり勉強を見てあげて、難しい時期を乗り越える手伝いをしてあげてください。
ただし、親のできるサポートにも限界はあります。
いつでもじっくり見てあげることはできませんし、勉強のどこにつまづいているのか判断しかねる場合もあるでしょう。
そういった時は家庭内で無理をせず、家庭教師を頼ってみてください。
プロの目線でサポートできる家庭教師はやっぱり頼りになります。
子どもの現状の学習能力や意欲、性格等に合わせたサポートと指導をしてくれます。
本記事の例でしたら、2〜3番目の勉強のサポートはプロの家庭教師に、過程や結果を褒めてあげるのは親の役割というように、分担してバックアップしてあげるのがおすすめです。
子どもの勉強の件でお悩みであれば、お気軽におたずねくださいね。
参考記事:「「時間」をうまく使って、勉強の効率をアップしよう!」
参考記事:「休む時は休むこと。勉強中にやらない方がいい息抜き方法を知っておこう!」