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家庭教師との契約には大きく2種類あります。
このうち、今回の記事では「個人契約の家庭教師」についてのメリットとデメリットを書いています。
初めに結論を言っておくと、「家庭教師センターと契約する」ことを弊社ではおすすめいたします。
もちろん、弊社の立場が家庭教師センターを紹介することだから、というのが理由にあります。
しかしそれを差し引いても、やはり家庭教師との個人契約は控えたほうが良いと考えています。
そのことについて解説いたしますので、ぜひ最後までお読みください。
まずは家庭教師と個人契約するにあたり、考えられるメリットとデメリットを挙げていきます。
3つあるメリットですが、「契約に柔軟さがある」というのは限定された場面だけでしょう。
「来週試験があるからすぐに教えにきてほしい」といったスピード感のある要望に応えて動いてくれるのは、個人契約ならではだと思います。
(そんな状況になることは少ないと思いますが・・・)
料金の安さについては大きな開きはありません。
「個人の方が安い傾向がある」という程度の違いです。
得られる効果を考えた時、金額が少々安いからというだけの理由で選んでしまうのは勿体無いと言えます。
また、「条件に合う先生の指定」ですが、年齢や学歴などを自分で指定して探すことで希望通りにできるかもしれません。
ただし探すこと自体に苦労することでしょう。
希望する条件に完璧にマッチした家庭教師に出会えるとは限らないからです。
ただ、家庭教師センターでもご家庭の事情や希望を伝え、豊富な講師陣から最適な人を選んでもらえるので心配は少ないでしょう。
万が一あまり合わない家庭教師が担当になった場合でも、簡単に交代してもらうことができます。
上記のメリットよりも、次から解説するデメリットがかなり大きく、それが個人契約をおすすめしない理由です。
個人契約した際のデメリットはかなり大きいと思われます。
上記に挙げたその4つの理由について、詳しく解説いたします。
個人の場合は家庭教師センターと違って、契約の範囲や責任が曖昧です。
場合によっては契約書など無く、口頭で簡単な説明のみのことも。
こうなると大切なお子様を安心して任せにくくなるものです。
また、家庭教師がご家庭で何かトラブルを起こした場合、それを解決するのは当事者間ということになります。
(場合によっては責任を放棄して逃げる人も・・・)
センターの場合は間にセンターが入るので解決しやすく、代わりの教師を派遣することもできます。
個人の場合は、自分でイチから探し直さないといけなくなりますので、余計な労力が必要になります。
個人契約では、事前にどういう雰囲気で授業を進めていくのかを体験できないケースが多いです。
家庭教師センターでは無料体験を受けることで指導の雰囲気を掴むことができますし、この時点で教師と相性が合う合わないを知ることができるのが大きなメリットですね。
上記1、2とも関係していますが、その教師と相性が合わなかった場合、契約解除してまた新たに探し始めないといけなくなります。
家庭教師の指導の成果は相性によってかなり変わってきます。
1回で相性ぴったりの教師に会えるとは限らない以上、自由に教師を交代しにくいことは大きなデメリットとなります。
家庭教師センターでは独自にカリキュラムを組み、定期的に教師に研修を行うことによって、指導力の維持・向上をおこなっています。
個人の家庭教師ではこうしたことはほとんどありません。
つまり、個人の能力にかなり依存していて、指導力にばらつきが大きいということです。
受験情報や指導方法のノウハウも個人の経験次第のため、高レベルで安定的な指導を期待することは難しいでしょう。
以上のことから、個人契約の家庭教師はメリットよりもデメリットの方が大きいということがわかります。
全てが自己責任となり、リスクが大きくなります。
金額的な差を大きなメリットと考えられるのであれば良いですが、デメリット面がかなり気になる部分です。
そのため、家庭教師の個人契約はあまりおすすめできません。
家庭教師センターとの契約やご不明なことなど、詳しくはお気軽にお尋ねください。
参考記事:「良い家庭教師を選ぶときは4つのポイントを意識しよう」
参考記事:「【メリット大】家庭教師は個人よりセンターとの契約をしよう」