Blog
子どもの成長と共に親として経験するのは「反抗期」です。
反抗期は大抵2回あり、それぞれ第一次反抗期と第二次反抗期と呼ばれています。
(その間に「中間反抗期」があるとも言われます)
第一次反抗期は幼児期の、いわゆる「イヤイヤ期」のこと。
ここで成長の喜びと共に、かなり苦労してきた記憶が蘇りますよね。
そして今回のテーマは第二次反抗期。
あのイヤイヤ期の時相当苦労したのに、第二次反抗期って一体いつまで続くの!?という方にお伝えしようと思います。
また、第二次反抗期に男女差はあるのかについても解説いたしました。
反抗期について少しでも前知識を入れておきたい方や、今現在まさに第二次反抗期の子どもがいて苦労されている保護者様に読んでいただけたらと思います!
一般的に、第二次反抗期は思春期の前後に訪れると言われています。
大抵は小学校の高学年(5〜6年生)くらいからスタートし、高校生くらいまでの期間続くようです。
年数にすると5〜6年間くらいでしょうか。
ただもちろん個人差がありますし、そもそも反抗期自体が無い人もいます。
ちなみに冒頭で少し触れた「中間反抗期」は小学校低学年〜中学年くらいの頃に訪れます。
色々と口答えするようになってくる時期ですが、これも子どもが成長して自分で主体的に行動していこうという意志の現れでもあります。
・・・まあ頭では分かっていても、対応は難しいですけどね。
反抗期の男女差ですが、やはり存在するようです。
一般的に、
と言われています。
女子の「早く始まる」時期ですが、「中間反抗期」のスタートである小学校中学年くらいから「第二次反抗期」が始まる場合もあります。
ということは、中間反抗期=第二次反抗期という意味に。
・・・となると、女子の場合はこの一連の期間が長い長い反抗期の始まりでもあるんですね。
そして中学生の真ん中あたりでピークに達し、高校受験頃には落ち着いていることが多いようです。
ですので、高校受験は勉強に割と集中できる状態になっていることが多く、親や先生とも協力関係を築きやすいと言えるでしょう。
それに対し、男子は中学1年生の夏休み頃からスタートし、高校受験の間もずっと反抗期のことも。
女子と違い受験勉強の頃もずっとイライラしてることがあり、親や先生と協力しにくい状況でもあります。
※ちなみに、受験の頃に一旦落ち着いて、入学後に再開する子も多いようです。
反抗期は、男女共に本人的には「少しずつ変化しいつの間にか終わっていた」というのが普通のようです。
しかし親目線では「いきなり始まっていつの間にか終わった」と感じるもの。
昨日までと違っていきなり反抗的になるため親の方が対応できず、余計にこじれたりするようです。
また、明確に何をすれば終わるのか、というのは無く、環境の変化や大きな出来事があるとそれがきっかけで終わることも。
(大きな変化とは、家族の病気や事故、友人関係の変化など様々)
反抗期始まりのサインや変化としては、
など。
さらに、もっと悪化した場合の問題行動として、
というケースもあります。
終わりのサインは、
などなど。
「あれ、なんか今日の雰囲気ちょっと違う・・・」というのが反抗期が終わったサインかもしれません。
この記事では、反抗期(第二次反抗期)はいつまで続くのか?男女差はあるのか?ということについて書いてきました。
第二次反抗期は、一般的に小学校高学年〜高校生くらいまでの期間続くと言われいます。
また男女差もあり、女子の方が早く始まって早く終わるようです。
これらのことを頭に入れつつも、個人差があるのは理解しておくといいでしょう。
反抗期は子どもが成長しているサインでもあります。
色々と腹の立つことも多いと思いますが、いつか必ず終わるもの。
うまく付き合っていけるといいですね!
この記事が参考になっていれば嬉しいです。
参考記事:「【自尊心を損なわないように】親が子どもに言ってはいけない3つの言葉」
参考記事:「子どもが不登校になった時に「やってはいけない・やるべき」対応について」