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今まで人に何かを教わる場合、対面で行なうことが必須でした。
しかし現代ではインターネットの発達によって、オンラインで教わることができるようになりました。
家庭教師についてもそれは同じ。
自宅へ来てもらい、家の中で指導してもらうのが当たり前でしたが、今ではパソコン等の画面越しに教わることができています。
しかし、オンラインで家庭教師をつけることに、やはりデメリットや心配事もありますよね。
そこでこの記事では、オンライン家庭教師のデメリットに焦点を当てて解説しています。
オンライン家庭教師は気になっているけど、不安がある。
そういった保護者様は最後までお読みください。
それでは、早速オンライン家庭教師のデメリットについて4つお伝えします。
以上の4つです。
順に解説していきます。
まずは最大のデメリットについてです。
教師の目の前にお子様がいないので、部屋の状況、雰囲気等がつかみにくいことが挙げられます。
どうしてもカメラに映る部分が限定的な範囲になるため、それ以外の場所で何が行われているかわかりません。
例えば、勉強しているふりをしてパソコンの横に置いたスマホを見ていたり、画面の向こうでテレビを点けていても教師にはわかりにくいものです。
もちろん教師もプロですから、「あ、別のことに気を取られているな」というのは感覚でわかるのですが、それを目の前で見ているわけではないので注意がしにくい。
オンライン指導に慣れた家庭教師センターであれば、
といった仕組みを作っているところもあります。
また別の観点で考えると、お子様のやる気はあっても「授業のどの部分でつまづいているのかわかりにくい」ということも挙げられます。
目の前にいるのでしたら、テキストやドリルを読み解く手が止まったりする部分がすぐにわかり、教師もそこを重点的に補助することが簡単にできます。
オンラインの場合、どうしてもその対応にズレが出てしまいます。
わからない問題をその場で質問する時、一旦テキストなどを画面に写してお子様自身が説明し、その後教えてもらうといった流れになってしまいます。
そのやりとりに時間がかかってしまうこともデメリットと言えるでしょう。
上記 1 にも関係してきますが、お子様自身の緊張感が保てないということもデメリットの1つになります。
画面越しに見られているとは言え、やはり目の前に人がいるのといないのでは緊張感が違います。
学校でも先生が目の前にいる時はしっかり勉強するのに、自習や先生が席を外した途端に怠けてしまう子もいますよね。
こうしたことがオンライン家庭教師の現場でも起こってしまうかもしれません。
自宅・自室にいるということでリラックスするのが良い方にも悪い方にも働いてしまう例と言えるでしょう。
当然ですが、オンラインで指導を受けるにはインターネット環境が必要です。
パソコンやネット環境は多くのご家庭に備わっていると思いますが、それでも100%全ての家にあるとは言い切れません。
また、ある程度の回線速度を維持しておく必要もあります。
通信環境が悪いと、授業の途中で音飛び・画面の停止などが起こるケースもあります。
なお、パソコンがあるのがベストですが、ほとんどの場合タブレットを用いて授業を受けることもできます。
家庭教師センターによっては、必要な機材を貸し出してくれるところもあります。
オンライン家庭教師が普及しつつあるとは言え、全ての家庭教師が対応しているわけではありません。
どうしても契約したい家庭教師がいても、そこがオンライン対応していなければ利用できませんよね。
また、オンラインに対応していても、サービス内容はそれぞれに特徴があります。
この記事ではオンライン家庭教師のデメリットについて解説してきました。
以上の4つが主なデメリットと言えるでしょう。
いずれにしろ、良くも悪くも、オンライン家庭教師は現代に合った指導方法の1つと言えます。
ちなみに、家庭教師センターではオンラインや対面を途中で変更できるところが多いです。
一度試して比較して、よりお子様に合った指導方法を利用するようにしましょう。