Blog
現代は効率が重視される傾向があり、家事や仕事などをできるだけ簡単に、できるだけ効果的に行うことが良しとされています。
もちろん勉強するのも効率が良い方が効果が出やすいはず。
時間は誰にとっても平等なので、同じ時間でできるだけ内容を濃くする方が良いと考えているのではないでしょうか。
そこでこの記事では、色々な「時間」の概念をうまく使って、勉強の効率を上げていける方法をお伝えしようと思います。
「試験まで時間がない」などの差し迫った時期も、「3年後の入試に向けて」といった少し先の時期でも、できるだけ効率の良い方法を使って前に進んでいくようにしましょう。
※「効率の悪い学習方法」について解説した記事はこちらです。
関連記事:「効率の悪い学習方法を知って、大切な時間を無駄にしないようにしよう!」
今回提案する方法は4つあり、それぞれ「時間」に関するものとなっています。
この4つを順番に解説いたします。
休憩を取らず長時間同じことに取り組み続けると、だんだんと集中力が落ちてくることがわかっています。
年齢や体力、その日の体調などによって違いますが、40〜50分くらい集中して勉強に取り組んだら、10〜15分の休憩を取るようにしましょう。
学校の授業とその後の休憩時間のような感じですね。
合間に休憩を挟むことで集中力を回復し、次の勉強時間にはまた全力で取り組むことができるようになります。
ちなみに休憩の時は「休む」ことに集中しましょう。
具体的には水を飲んだり仮眠したり、軽いストレッチを行うなどがおすすめです。
※「おすすめの休息方法」に関する記事はこちらです。
関連記事:「集中力を維持したい!お手軽で効果的な息抜きの方法4選」
タイムアタックとは、一定時間を計り、その間に何ができるかに挑戦することです。
挑戦する内容によっては極めて短い時間(10秒など)のタイムアタックもありますが、勉強なので少し長めに計測する方がいいでしょう。
時間を測る(終わり時間を決める)ことにより集中力が増し、通常より記憶の定着が良くなったり計算が早くなる傾向があるようです。
また、本番の試験の時は実質的に50分などのタイムアタックになりますから、そこへ向かっての練習にもなり得ます。
タイムアタックという「ゲーム感覚」で勉強ができれば、効率アップが狙えるでしょう。
学習計画を立ててから取り組むことで、効率の悪い勉強方法を回避することができます。
「いつまでに、何の科目を、どのように進めるか」などをあらかじめ考えて決めておくことで、寄り道をせず無駄なく目標に向かって進んでいくことができるでしょう。
もちろん進めていく上で計画の修正はあって当然ですが、その修正は非効率なものではありません。
ゴールへ一歩一歩進んでいる時の修正こそ、効率的と言えるのではないでしょうか。
ちなみに、行動計画を立てる際は休みもキチンと考慮しましょう。
例えば1週間単位で学習予定を立てる場合、「6日は勉強して1日は休む」など。
どうしても予定通り進まない日もありますが、休みの日に調整できるようにしておけば計画倒れになりにくくなります。
※「計画」に関する記事はこちらです。
関連記事:「計画は「目標達成の地図」だ。修正する事が当たり前だと思うようにしよう!」
どんなに忙しい人でも、必ずスキマ時間は存在します。
トイレの時、食事の時、移動の時など、「ちょっとした時間」というのはありますね。
この時を活用して少しでも勉強するのは意外に効果的。
例えばトイレの壁やドアに英単語や歴史の年表を貼っておく、バスや電車通学なら移動中にイヤホンで英語のリスニングの勉強をするなど。
また、上記のようなルーティン的なスキマ時間意外にも、「ふいに空いた時間」もあるはず。
こうしたときに何をするのかをあらかじめ決めておけば、時間を無駄にせず済みますよ。
ただし、オンとオフの切り替えも大事です。
食事中は勉強のことを考えないようにするなど、あまり詰め込みすぎないようご注意下さい。
この記事では色々な「時間」をうまく使って、効率よく勉強する方法について書いてきました。
同じ時間を勉強に使うなら、より効果的に取り組みたいのはみんな同じはずです。
少しでも目標に近づけるよう、うまく時間を使えるようにしていきましょう。