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何かをやろうと思った時、大なり小なりの「計画」を立てる人が多いと思います。
しかし多くの人が経験するのが計画を予定通り遂行できない、いわゆる「計画倒れ」です。
計画を立てた当初はあれほどやる気満々だったのに、なぜこんなことに・・・と思ったことは、きっと大人にも子どもにもあることでしょう。
そこでこの記事では、計画を立てても遂行できない「計画倒れ」になる理由・原因について解説いたします。
学生であれば夏休みなどの長期休暇の計画を立てたり、もちろん受験までの計画を立てるということもあるでしょう。
しっかり計画を立てて遂行できる(やりきれる)ように、ぜひ記事の続きをお読みください。
計画を立てても実行できない「計画倒れ」ですが、これが起こってしまう理由を3つ挙げます。
細かく語るとまだまだありますが、大きな理由としてはこの3つでしょう。
それぞれ1つずつ解説いたします。
計画を立てている段階では、多くの人は「やる気満々」の状態であることが多いでしょう。
こういうとき、人は自分の実力以上のものを想像しがち。
「自分はこのくらいなら簡単にやれる!」というハイな状態で作る計画は、自分の普段の実力以上のものになってします。
当然、そんな状態で作られた計画を実行し続けることができるはずがありません。
最初の1日2日くらいは「やる気」だけでクリアできるかもしれません。
しかし、その後はだんだんやる気も下降線をたどり、いつしかまったく着手しなくなる・・・
こうして計画倒れになってしまうのです。
これを防ぐには、ハイになっている自分を一旦落ち着かせ、「通常運転の自分でやりきれる計画」を作るようにするしかありません。
直近でやり切らないといけない物事の計画ならハイのままでも大丈夫ですが、長期で取り組むものなら「少しやさしめ」の計画を立てることを心がけましょう。
長期で取り組む計画であっても、その中で「短期で取り組む計画」を立てるようにすることがポイントです。
例えば、「100km離れたところにあるゴールを目指す」としても、途中の5km、10km地点を目指す計画を立ててから進むようにするのです。
最初から100km先にあるゴールに行くのにどのくらいの時間がかかるかわからなくても、5km地点へ行くだけなら予想がつくでしょう。
それを少しずつ積み重ねて、最終ゴールへ行くようにするのです。
遠すぎる目標を立てるのは構いませんが、そこへ行くための道(チェックポイント)をどう通過していくかも合わせて決めていくことで、計画倒れを防げるようになってきますよ。
どんな人でも、毎日機械のように同じことを同じようにこなすのは不可能です。
体調の問題や、他人が関係するの用事が入ることもあります。
また、勉強であれば、テキストの10ページ目と100ページ目では学んでいる内容も難しくなりますから、最初のペースで進めていくことができなくなってきます。
それを考慮せず、スタート時点で予備日の無いぎゅうぎゅう詰めの計画を立ててしまうと、後で必ず歪みがでます。
仮に1週間単位で予定を立てるのであれば、6日間の計画を作り1日は予備日とする。
途中何かの理由で計画通りに行かない日があったら、その1日で修正する。
または、2週間単位で修正しても良いでしょう。
予備日を使って元通りのペースを維持できれば、その後の計画も順調に進められる可能性が高くなってきます。
この記事では計画を立てても失敗する、いわゆる計画倒れになる理由について3点挙げて解説いたしました。
もし今後計画を立てる際は、「大きすぎる計画は立てず」「短期計画もしっかり作り」「予備日を設けたプランにする」ことで、計画をやり切れる可能性が高くなるでしょう。
高い目標を達成するには計画を立てるのはとても大事。
そのためには目の前にある小さなタスク(やる事)を1つずつクリアして、最終ゴールを目指すのです。
自分の実行できる計画をしっかり作って、目標達成を目指していきましょう。
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