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お子様がスマホを持つメリットとデメリットについて

2022.1.22 お子様がスマホを持つメリットとデメリットについて

お子様の成長と共に保護者様の悩みも増え、変わっていきます。

中でも小学生〜中学生のお子様がいる保護者様が気にするのは「携帯電話・スマートフォン(以下、スマホ)をいつから持たせるか」という悩みがあるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、お子様がスマホを持つことのメリットとデメリットについて解説していきます。

お子様にスマホを持たせるべきかどうかを悩んでいる保護者様は、ぜひご一読のうえお考えください。

 

スマホは現代の生活における必須アイテム

大人たちの生活の中でもはや必須アイテムともいえるスマホ。
お仕事でもプライベートでも、スマホが無ければ成り立たないという人も多いでしょう。

都市部や地方など場所に関わらず使われていて、計算ツール、調べ物、銀行、お買い物、音楽、ゲーム、連絡用など、用途もあらゆるものがあります。

これらの用途全てのメリット・デメリットを考えるのは難しく、少し無理があります。

そこで、「お子様がスマホを使用することのみ」に注目した場合のメリットとデメリットについて解説していきます。

 

お子様がスマホを使用するメリット

お子様がスマホを使用するメリットとして考えられることは以下のようなものが考えられます。

  • 連絡がとりやすくなる
  • 事故や有事の際の備えになる(居場所確認ができる)
  • 子ども同士のコミュニケーションが取りやすくなる
  • 自分で調べる力がつく
  • ITに慣れる

以下、1つずつ解説いたします。

 

1、連絡がとりやすくなる

お子様の成長と共に、学校での活動・友達と遊ぶ・塾などで遅くなることが出てきます。
保護者としては、お子様がどこにいるのか心配になるものですよね。

スマホがあればいつでも連絡を取ることができ、お子様の状況確認を取ることができるようになります。

スマホを持たせる主なメリットといえばこちらが思い浮かぶのではないでしょうか。

 

2、有事や事故の際の備え(居場所確認)

1と似ていますが、こちらは何か災害が起こった場合など、有事の際の確認をしやすくなることが挙げられます。

現在のスマホにはGPS機能がついているものが多く、オンにしておくことで現在位置の確認ができるようになります。

この機能を活用することで「もし何かあった場合」の位置確認や動きの確認ができるようになります。

 

3、子ども同士のコミュニケーションが取りやすくなる

特にお子様にとって、周りの友人たちが持っているものを自分だけが持っていないというのが気になるものです。

友人がスマホに関する話題をしているときに、自分はその輪の中に入れない。
こうなると疎外感を味わいやすく、気落ちしてしまう場合も出てくるでしょう。
場合によっては除け者にされてしまう事もあるかもしれません。

こうしたケースでは、スマホを持っていること自体が大事になってきます。

ただし「周りのみんなが持っているから自分も欲しい」というものを全て準備してしまうのは考えものです。
これはご家庭の事情や考え方次第ですね。

 

4、自分で調べる力がつく

普段の生活でわからない物事は多々あると思います。
これは大人も子どもも一緒です。

そうした時に子ども自身で調べ物をし、問題解決できるようになれるのは素晴らしい事です。

「自分で問題解決できる」というのは将来の人生に大きく役立つ事でしょう。

 

5、ITリテラシーがつく

2020年から小学校の義務教育にプログラミングが入るなど、もはや現代の生活に IT は欠かせない仕組みとなっています。
IT に早いうちに慣れているという事が後々の差となって出てくる事でしょう。

IT に強いと普段の生活に役立つことも多く、プラスになることは間違いありません。

 

お子様がスマホを使用するデメリット

それでは反対に、お子様がスマホを使用するデメリットを挙げてみます。

  • 親子のコミュニケーションが減る
  • 身体に対する影響がある
  • 成績への影響
  • 費用の負担

1つずつ解説していきますね。

 

1、親子間のコミュニケーションが減る

スマホを持つお子様同士のコミュニケーションには役立つかもしれませんが、親子間でのコミュニケーションは減ってしまうかもしれません。

スマホを通してお子様同士がやりとりし、そこに保護者様が介入することができないとなれば、必然的に親子のやりとりの回数が減ってしまいます。

スマホを持たせてもコミュニケーションが減らないようにする仕組みが必要になると思います。

 

2、身体に対する影響がある

成長期のお子様がスマホを持つことで、身体への影響があるかもしれません。

例えば

  • 視力低下、ドライアイ
  • 睡眠障害、寝不足の懸念
  • スマホ首

などがありますね。

こうした影響が出ることも考えておくべきでしょう。

主な対策として「使いすぎ(スマホ依存症)に注意する」必要があります。

 

3、成績への影響

上記に関係してきますが、スマホの使いすぎは成績への悪影響を及ぼすかもしれません。
学習の時間をスマホに使ってしまえば、成績の低下は避けられないでしょう。

やはり、使いすぎ(スマホ依存症)への対策が必須となってきます。

 

4、費用の負担がある

これは主に保護者様に関することですが、スマホを持たせることで費用の負担が増加します。

最近は携帯電話会社各社に「学割プラン」等があり、学生や未成年の方がスマホを持つことへの費用的な負担は減りつつあります。

とはいえ、やはり今まで無かった家計への追加負担が発生すると思っておくほうがいいですね。

スマホを使う小学生の女の子

お子様がスマホを持つことについてよく考えて決めましょう

この記事ではお子様がスマホを持つことのメリットとデメリットについて解説いたしました。

メリットとしては、

  • 連絡がとりやすくなる
  • 事故や有事の際の備えになる(居場所確認ができる)
  • 子ども同士のコミュニケーションが取りやすくなる
  • 自分で調べる力がつく
  • ITに慣れる

ということが挙げられます。

デメリットは、

  • 親子のコミュニケーションが減る
  • 身体に対する影響がある
  • 成績への影響
  • 費用の負担

などがあるでしょう。

いずれにしても、お子様が成長する過程でスマホを持つことになる可能性は高いでしょう。
どのタイミングでスマホを持たせるか、ご家庭内でゆっくり話し合ったり考える時間をとってみてください。

この記事がお子様にスマホを持たせる際の参考になれば幸いです。

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