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何かの問題や不安があった結果、学校に行かないことを選んだ子どもたち。
不登校になることで、それらの問題や不安は取り除かれたことになるのでしょうか?
実は不登校だからこそ生じる不安というのもあるのです。
「学校に行ってないんだから不安も心配も無くなっただろう」と安心するのは早いかもしれません。
この記事では、子どもが不登校になったからこそ生じている不安について解説いたします。
子どもの中で次々生まれる新たな悩みについて、親だからこそ知っておくのが良いと思います。
不登校になった子どもは、そこから新たな問題とも向き合っていくことになります。
彼・彼女らの抱える不安や悩みは以下の3つのようなものがあるでしょう。
これらを順に1つずつ見ていきましょう。
当たり前ですが、ほとんどのケースで不登校になることで学校の授業からは大きく遅れていくことになります。
「休んでいる間に自力で勉強し、学校の授業についていけるレベル(またはそれ以上)を維持する」というのは基本的に不可能。
教師の指導無く、自己学習のみで学校の勉強と同レベルをこなすのは無理があります。
そもそも学校へ行くための精神的な体力や余裕がない状態で、家にいて自分からハードな学習意欲を持っていることは無いでしょう。
中には塾などで学校の授業よりかなり先の方まで勉強している子もいるかもしれませんが、少しずつ遅れていき、いつの間にかついていけなくなってしまいます。
特に進学校など勉学に力を入れている学校では、少しの遅れが後々かなり負担になることも。
不登校になったのであれば、この部分はある程度諦める必要があるかもしれません。
もちろん学校へ復学した後でも、塾や家庭教師をうまく使い、本人の努力で学力を元に戻せる場合も多いです。
ただ、不登校継続中はこの不安はかなり大きなものとなるでしょう。
学校行事に参加できず、友達付き合いも少なくなるため、どうしても自分だけが取り残されれていくことへの不安があると思います。
共通の話題や思い出が無いことも大きいです。
ずっと友達と会っていないけど、もし学校へ復帰した時にうまくやれるのだろうか・・・と。
また、その延長で将来への不安も大きくなります。
「そもそも人と会っていないので対人面でうまくやれるのだろうか?」
「学生時代に力を入れて活動していないことで、社会に出てやっていけるのだろうか?」
などの不安です。
こうした不安は、特に精神的に弱っている状態ではより大きく感じることでしょう。
不登校になったことを口では何と言っていても、やはり学校へはいきたいと考えているのが実際のところです。
学校へ行って友達とおしゃべりしたり、一緒に何かに取り組んだりしたいのが本音なのです。
しかし、そうは思っていても実行できず、体が動かないことを本人が一番不安に思っています。
不登校からの復帰には、まずは精神・心の安定や回復が大事です。
焦る気持ちを理解してあげて、且つ焦らないようにするのが親子共に大切なことだと思います。
この記事では、不登校児童の抱える不安について3つの項目を書き出してみました。
どれも考えてみれば当然で、それぞれ子どもの世界の中で非常に大きなウエイトを占めているのがわかるでしょう。
それらの不安に押しつぶされそうになり、焦れば焦るほど精神が不安定になってしまい、結果、不登校が長引いてしまうことになりかねません。
やはり時間が必要なことですが、親も子も、不登校というありのままを受け入れられるようになってくると、こうした不安を感じなくなってきます。
今まで心の中にあった「不安」という大きな塊が小さくなることで、ようやく気持ちを安定させることができてくるでしょう。
不安を感じなくなってきたら、不登校からの復帰も見えてきます。
焦る気持ちはよくわかりますが、腰を落ち着けて、まずは心の安定・精神の回復を優先しましょう。
この記事を読んで、子どもの抱える不安について少しでも伝わっていれば幸いです。
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