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毎日の勉強をする時間帯について、頭を悩ませることがあります。
学校から帰ってきた時間から、夕飯やお風呂を除く寝る前までの間の時間を使って勉強する。
そして一般的な時間になったら就寝・・・というのが一般的なスタイルかと思います。
しかし中には「自分は夜型の人間だから、真夜中(深夜)に勉強する方が捗る」という人もいるでしょう。
そこでこの記事では、夜型の学習をするにあたってのメリットとデメリットを考え、書き出してみました。
捗るからといって本当に真夜中に勉強する方がいいのかどうか、よかったらこの記事を参考に考えていただければ嬉しいです。
まずは夜型の学習をするメリットとデメリットを挙げてみます。
これらの内容について、次から一緒に見ていきましょう。
夜型のメリットについて解説いたします。
真夜中ともなれば、ほとんどのご家庭では家族の皆様は就寝されていることと思います。
また家の外も同じで、静かな環境であることが多いでしょう。
家の外を子どもが大きな声を出して遊びまわる事はないでしょうし、工事などが行われている事も少ないと思います。
(まれに夜の工事現場などもありますが、特殊な工事以外は基本的に日中行われますからね。)
もちろん深夜に自分が大声を出す事も少ないでしょう。
よって、真夜中の方が邪魔になる要素が少なく、勉強に集中できるかもしれません。
これはメリットの1つと言えるでしょう。
ただし、家族が寝ているという事は、誰からもチェックが入らない状況。
気を抜いてしまうと「気づいたらずっとスマホをさわっていた」という事になるかも。
注意が必要な部分です。
記憶は夜眠っている時に脳に定着すると言われています。
また、眠る直前に見ていたものほど記憶の定着が良いそうです。
よって真夜中に学習をする事は、「学んだことをすぐ脳に定着させることができる(かもしれない)」という利点があります。
ただしあくまでも「そうなりやすい」というレベル。
当たり前ですが、確実に全ての記憶を脳にインプットできる訳ではありません。
また、記憶の定着のためには睡眠時間もある程度は必要でしょう。
深夜勉強して朝は普通の時間に起床していると、睡眠不足になりがち。
睡眠時間が短くても脳の働きが良いかどうかは疑問です。
続いて、夜型学習のデメリットについて解説していきます。
学校や部活動の朝練、校外学習、何かのイベントなどは、ほとんどが朝から始まるものばかりですよね。
深夜まで勉強していると朝起きるのが億劫になってくるものです。
これら朝から始まるものは通常の生活の一部。
夜型の学習を続けていると、これらに支障が出てくるかもしれません。
真夜中に勉強するため、どうしても徹夜になりがち。
そして朝は普通の時間の起床となると、当然睡眠不足になりがちです。
睡眠は体力を回復させるために必須。
それが短くなってしまうと、体力が回復しきらず、さまざまな部分で支障が出てくるかもしれません。
もちろん、翌日夜の学習でも集中力が続かなくなる・・・なんて事もあり得ます。
深夜の勉強とはいえ、ある程度キリの良いところまでは続けたいものです。
「もう少し、もう少し」と続けているといつの間にか眠る時間がほとんど取れない明け方になってしまっているかも。
こうなってしまうと「眠っている間の記憶の定着」も悪くなってしまうでしょう。
最初の項目と似ていますが、こちらは本番の試験でのこと。
試験は日中、基本的には午前中からスタートするものです。
「できるだけ同じ環境で練習する事で本番でも力を発揮できる」というのはスポーツでも勉強でも同じです。
夜型の学習は本番の試験と全く違った環境で行うことになりますから、試験当日の実力を発揮しにくくなるかもしれません。
この記事では夜型の学習について、メリットとデメリットを解説してきました。
夜型学習はメリットも確かにありますが、デメリットの方が大きい印象。
睡眠時間、体力の問題や学校、試験の時の時間のずれなどもあります。
人間は何日も寝ずにいることができません。
短期間でどうしても頭に詰め込みたいことがある場合は、朝や日中に加えて真夜中も学習時間とするのはアリかもしれません。
とはいえ、人それぞれに身体や脳のリズムがあります。
「どうしても夜の方が調子が良い」という場合は、夜型の学習も検討してみてくださいね。
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