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「家庭教師に子どもの指導を任せるなら、実力のある良い先生にお願いしたい」
こう考えるのは当然でしょう。
しかしそもそも、「良い家庭教師」とは何なのか?
これを知らないと、良い家庭教師を見つけることも、選ぶこともできません。
そこでこの記事では、良い家庭教師の選び方について解説しています。
少しでも良い成果を出せるよう、お子様のために良い家庭教師について学んでおきましょう。
良い家庭教師の条件といっても様々あり、根底の部分は選ぶ側の考え方次第になってしまいます。
しかし、多くの人に当てはまる条件として考えられるのは以下のようなものがあります。
また、お子様がすでに塾へ通っている場合は、以下の項目も追加できるでしょう。
それぞれ解説いたします。
まずは目に見えてわかる部分が指導経験や実績です。
良い家庭教師はやはり経験が豊富。
色々なパターンの生徒を担当してきた経験や、難関校への合格者を出しているなどの実績があります。
とくに、どのくらいの生徒を受け持ってきたのかは大事。
教師の引き出しの多さにつながります。
子どもの性格や環境も千差万別ですから、
「うちの子はちょっと気難しい子だから」
「不登校の子どもだから」
といった性格・環境の子どもを相手にする引き出しがたくさんあるほど、指導の効果を得ることができるでしょう。
良い家庭教師は責任感が違います。
「自分の受け持った生徒を絶対今より良くする!」という熱意を持って指導を行うので、授業への準備も万端。
良い成績を上げた生徒と共に喜び、泣いてくれる心強い存在となるでしょう。
家庭教師という仕事へのモチベーションが低いと、教師側の自己都合で急な予定変更があったり、予定していた授業の進行に間に合わないといったことも起こり得ます。
良い家庭教師は子ども自身のやる気をうまく引き出す術を持っています。
家庭教師の能力がどれほど高くても、実際に結果を出すのは生徒の方。
生徒自身がやる気を出して学習に向き合わないと、家庭教師の指導による学力アップは叶わないでしょう。
コミュニケーション能力の高い家庭教師は、子どもの気持ちを上げるのが上手です。
また、性格の良さは子どもにとって「頼り甲斐のある先輩」となり、学習以外の悩みごとや相談に乗ってくれることにつながります。
家庭教師との信頼関係ができてくると、子どものやる気はさらにアップ。
結果として、高い学習効果を得ることができるでしょう。
家庭教師にも得意分野があります。
これは単に「英語」「数学」などの教科の違いもありますし、「基礎を教えるのが得意」「難関校へ合格させることが得意」といった違いのこともあります。
『今お子様にとって必要なのは何なのか?』ということにピタリと嵌まる家庭教師に指導してもらうことで、より良い成果を上げることができます。
お子様の目標をしっかりヒアリングして、その目的に合った得意分野の家庭教師を選ぶようにしましょう。
お子様がすでに塾に通っていて、家庭教師も追加で契約する、または塾を辞めて家庭教師に指導を受けるというケースがあります。
この場合の良い家庭教師の見極め方ですが、基本的にはすでに述べた4項目を押さえた上で、以下の項目についても考慮すべきでしょう。
すでに塾でも勉強をしているということは、1日の大半の時間が勉強時間となっているはず。
塾で使っているテキストで学習していて負担になっているのに、さらに別のテキストを使って学習するのは本当に大変なことです。
(学校の教科書、塾のテキスト、家庭教師のテキストと3種類がそれぞれの教科にあるわけです)
良い家庭教師なら、学校の教科書や塾のテキストなど、自分が使い慣れたテキスト以外でもしっかりと指導できます。
お子様の負担を減らすことができる家庭教師を選ぶようにしましょう。
この記事では良い家庭教師を選ぶ時の見極め方について書いてきました。
など、それぞれどれも大切なところです。
しかし最も大切なことは「お子様との相性」です。
相性が悪いと、どれほど能力が高い家庭教師であっても良い成果を得ることは難しいでしょう。
「なんとなく、あの人とは合わない」といったことは、家庭教師に限らずどの人にもあることです。
こうした感覚(違和感)を持ったまま指導を受け続けると、その時間そのものがストレスになってきます。
家庭教師センターでは担当講師の交代を無料で行ってくれるところもたくさんあります。
年齢、学歴(もしくは現在在籍している大学)など、上記に挙げた条件以外の部分も考慮して、よりお子様と相性の良い家庭教師を選ぶようにしましょう。
参考記事:「失敗しない家庭教師センターの選び方」
参考記事:「【4つの組み合わせ】家庭教師の種類と特徴を知って、お子様のためになる先生を見つけよう」