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受験の際に重要になる内申点。
いかにして内申点を上げていくのかが、希望する高校へ進学するために重要になってきます。
そこでこの記事では、中学校の内申点を上げるための方法を、主要5教科(国語、数学、英語、理科、社会)についてまとめています。
高校受験の結果を少しでも良くするために最後までお読みいただければ嬉しいです。
主要5教科に対し、「副教科」と呼ばれるのが
といった4教科です。
正直いって、副教科より主要教科の方が大事そうなイメージがあることは否めません。
また主要教科は毎回の定期テストが行われ、さらに入試の際の学力試験にもなっています。
(私立などでの一部の教科を除く)
ですので、「主要教科は頻繁にテストがあるし、テストの点さえ良ければ内申点も自動的に上がるだろう」といった思い込みをしがちです。
しかし内申点はテストの点だけで決まるものではないのです。
ここをしっかりと理解しておきましょう。
まずは「内申点を決める要素」として5つの要素を挙げます。
これら5つの要素を順に解説いたします。
まずは授業への積極的な参加ということが挙げられます。
具体的には、ノートをしっかり取る、挙手をして発言する、授業内外を問わず先生へ質問する、授業が始まる前に準備をしておく・・・などです。
これらを積極的に行なっていると、授業に参加しようという意欲が見えてきますよね。
内申点はこういった「印象」が大事になってきます。
特にノートを取ったり授業の準備をするといったことは、学力の高低には関係ありません。
誰でもできる部分ですので、これらをおろそかにしないよう気をつけましょう。
授業に積極的に参加しても、それ以外に授業態度が悪ければ意味がありません。
授業中に私語をしない、崩れた姿勢で授業を受けない、居眠りをしないなど。
いくらその他の部分で積極性を持っていても、授業を邪魔するような態度をとっていたらマイナスとなります。
過剰に気を張る必要はありませんが、真面目な態度で授業に臨むようにしましょう。
3つ目は、定期テストの得点(結果)です。
当然ですが、テストの得点は内申点にも大きく影響します。
学生の本分は勉強だというのは今までもこれからも同じ。
その結果がはっきり出るのが定期テストでしょう。
こうしたことを客観的にわかりやすく証明するのが定期テストです。
テスト前はもちろん、普段の授業からしっかりと学ぶようにしましょう。
余談ですが、副教科ではテストの結果より課題(ワーク)の内容を重視する傾向にあります。
期限までに制作物をしっかり提出したり、苦手でも取り組む姿勢が重視されます。
各教科で指示された提出物は確実に提出しましょう。
もちろん決められた期限を守るのは当然です。
次の授業までにやっておく「宿題」はもちろん、数日間かけて取り組むような課題(ワーク)などもあると思います。
日々の取り組みは定期テストの結果にも関係してくるでしょう。
これらを確実にこなし、期限を守って提出することが内申点に影響してきます。
最後は課外活動について。
課外活動とは学業以外のことで、例えば、部活動、生徒会活動、ボランティア活動、英検や漢字検定などの資格取得についてです。
先生方に「学校の授業以外でも頑張っているな」という印象を持ってもらうのが目的ですが、これらは自分自身の今後の人生にも好影響を与えることばかりです。
内申点のためがんばろう・・・ということではなく、「充実した日々を送れるようにしていこう」という意気込みで取り組むと良いと思いますよ。
この記事では主要教科についての内申点アップの方法を解説してきました。
といった項目に分けましたが、実はどれも継続して取り組むことが大事なものばかりです。
1日だけ授業に積極参加しても意味がないですし、たまに提出物の期限を守るといったことも良くないですね。
やはり毎日、毎回の学業への姿勢を先生方は見ておられます。
内申点は短期間で劇的にアップするものではありません。
また、継続して取り組む意識というものも、短期間で養えるものでもありません。
普段から継続を意識して、日々の学校生活に臨むようにしてくださいね。