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なかなか予定通りに学習計画が進まないという方には、「ToDoリスト」の活用をおすすめします。
ToDoリストという言葉を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
耳にしたことはあっても、それをうまく活用できているかはわかりません。
本記事を読んで、学習計画はもちろん、何かやりたいことがある場合の忘れ物防止にも、ToDoリストを活用していただければと思います。
ToDoリストとは、要するに「やることリスト」のこと。
やることのリストを作って、それを順番にこなしていこうということなんです。
しかしそれがうまく活用できるレベルにするには、少し工夫が必要です。
そのためのコツなどを順番に解説していきます。
ToDoリストを使う際には、何かリストを書き込むためのものが必要になります。
できればすぐに取り出せたり、パッと目につきやすい場所に張り出していることが理想的。
思いつくのはノートや手帳、大きめの付箋、ホワイトボードといったところでしょうか。
最近だとスマートフォンのアプリ、パソコンのフリーソフトなどにもたくさんの種類がありますね。
これらの媒体に、「その日やること」を書き込んでいきます。
(ここでは仮に、ノートに書くこととします。)
できれば、その日の朝や行動前に書くよりも、前日の就寝前などの時間を使って書き出すことをおすすめします。
理由は、その方が落ち着いてゆっくり考えられることと、次の日すぐ行動に移せるからです。
ToDoリストを書く際は、ノート1行に1つを書き込むこと。
しかも、1つの動作で終わる事を書き込みます。
例えば英語の勉強に関するToDoリストを考える場合。
「英語の勉強をする」では抽象的で、内容が分かりません。
それよりも、
「英文を読む」
「単語を書く」
「発音する」
「聞き取りをする」
などの具体的な行動をリスト化していきます。
コツは、1つのリストには必ず1つの行動だけを書く事。
1つのリストに2つも3つも行動を書き込まないようにするのです。(「英文を読んで発音する」など。)
ちなみにToDoリストは「Do」、つまり動詞です。
リスト化する際は「〜する」と、必ず動詞の形で書くようにします。
そうして書き上げたリストについて、1つずつ順番にこなしていくのです。
できれば行動の予定順に沿って書き出せればいいのですが、どうしても後から思い出すことも多いもの。
ですので、思いついた事を思いついた順にどんどんノートに書いていくのです。
1つの項目について書いていると、「あ、あれもあったな」「これもしないと」と増えてくるでしょう。
そうすることで、しないといけないことの忘れ物がなくなり、単純に目の前に書かれた作業だけをすればいい状態になってきます。
実行できたら、書き出したリストをペンで消してください。
斜線でもまっすぐな線でもなんでも構いません。
消すことで「ああ、1つずつ前に進んでいる」という感覚になり、達成感と自信を得ることができます。
この達成感を何度も得るために、できるだけ単純な内容を書き出していくのですね。
ToDoリストのメリットは、なんといっても頭の中を整理できることと達成感を得られることでしょう。
始める前はかなり大きな問題のように見えても、ノートや付箋に1つの項目ごとに書き出してみると案外小さなことだったというのはよくある話です。
長期の計画を立てて実行する際、「時間がかなりあるように感じること」+「やることが多くて何から始めればいいかわからなくなること」のせいで、なかなかスタートできないことが多いのです。
ToDoリストを作って日々やる事を可視化し、実際にこなしていく事で達成感を得ると、どんどん次のことをやりたくなってきます。
スタート前には膨大な量をやらないといけないと思っていたものが、日々ToDoリストをこなしていると、いつの間にかゴールに辿り着いている・・・そういう結果につながります。
デメリットとしては、毎日書き出すことの手間があるでしょうか。
計画の内容によっては、毎日同じことを繰り返さないといけない場合もあるでしょう。
これを面倒だからといって省く(サボってしまう)と、そこから段々とやらなくなってしまい、計画が頓挫することになりかねません。
面倒でも毎日書き出す。
これがToDoリストを使いこなす秘訣です。
この記事ではToDoリストを活用することで、予定通りの計画を進められるようなることについて解説いたしました。
ToDoリストを毎日書くことは、慣れるまではうっかり忘れがちです。
それでもめげず、思い出した時、思いついた時にすぐリストを作ることで、計画の抜け漏れを防ぐことができるようになってくるでしょう。
うまく活用できてくると、毎日の行動に満足感を得られます。
もちろん学習計画だけでなく、遊びにも仕事にも活用できます。
毎日に満足感があれば、日々楽しくなってきますよね。
勉強も楽しみながら進めていって、最高の結果を得られるように頑張っていきましょう。
この記事がお役に立てていれば幸いです。
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