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勉強を習慣化できれば良いことばかりですが、習慣化に挑戦して失敗した人も多いのではないでしょうか。
この記事では習慣化が失敗する理由や原因について解説いたします。
次こそは勉強を習慣化したいと考えている人は、ぜひお読みいただければ嬉しいです。
まず習慣化が失敗する3つの理由を挙げていきます。
おそらく習慣化に失敗した多くの人が、これら3つのうち1つ2つに当てはまると思います。
もしかしたら、3つ全てに当てはまる方もいるのではないでしょうか?
以下で、理由を順番に解説していきます。
完璧主義の人は、なかなか習慣が身に付かない人と言えます。
習慣にしたいことを目標に立て、順調にできている間は良いのですが、一度どこかで躓いてしまうと途端に崩れてしまうのです。
「毎日順調に(完璧に)できている自分が当たり前」という性格だと、できなかった時とのギャップが大きくなり、急に嫌になってしまう傾向があります。
たとえその理由が風邪を引いて体調が悪かったり、行事ごと等どうしても外せない理由であったとしてもです。
完璧主義すぎると習慣づけには苦戦するかもしれませんので、どこかで「予備日」を設けるなどして余裕を作るよう心がけましょう。
習慣とは、ある種の無意識でやる行動のことです。
そこを「やる気」という意志の力に頼っていると、いつか上手くいかなくなるのです。
やる気というのは言い換えれば「その日の気分」ということ。
いついかなる時もモチベーション高くいられる人はほとんどいません。
やる気が十分すぎる場合、ともすれば休憩も取らずいっぺんにやろうとしがちです。
しかしそのようなやり方では、いつか息切れするのが目に見えているでしょう。
また、取り組んでいることの成果が見えてこなかった場合も、モチベーション低下につながります。
「すでに習慣化できていることを頑張る」というのは良いですが、「習慣化すること自体を頑張る」というのは少し無謀。
小さなことでいいので、まずは毎日続けることを目標にしていきましょう。
悪い癖で代表的なものは、夜ふかしによる睡眠不足。
睡眠不足は集中力を奪い、物事を継続して取り組むことができなくなります。
他には、取り組む時間がバラバラだったりするのも悪い癖と言えるものでしょう。
習慣にしたい行動は、できるだけ同じ時間に取り組むことが大事。
そうすることで無意識で行えるようになってきます。
ただし、同じ時間に同じことをずっとやるのは飽きてきて苦痛になってくるかもしれません。
こうなると逆効果ですので、別のジャンルのことに取り組むか、時間ややり方を変えて取り組むのが良いでしょう。
また、悪い環境についても触れておきます。
悪い環境にも自分で変えられることと変えられないことがあります。
変えられる環境とは、例えば勉強中の机の上や部屋の中に置いてあるものなどがありますね。
勉強中は周りに遊ぶものや気が散るものを置かないようにすることです。
特にスマートフォン(スマホ)は、机上にあるだけでも集中力を削ぐというのが研究で明らかになっています。
たとえマナーモードにしていたとしても、机の上や視界に入るところに置くのではなく、目につかないような場所にしまっておきましょう。
もちろんスマホに限らず、「ながら」で勉強するのは厳禁です。
(テレビを見ながら、電話をしながら・・・)
変えられない環境とは、例えば家の近くで工事をしている場合の騒音など。
こうしたことは自力で解決できないので、工事期間は家から離れた場所(カフェなど)で勉強したり、時間を変更して行うようにすると良いでしょう。
この記事では勉強を習慣化できない理由について、3つ解説いたしました。
たった3つの項目ですが、どれもなかなか手強い理由だと思います。
勉強が習慣化できれば学校生活も非常に楽になりますし、それどころか人生においても良いことばかりです。
難しいからこそ取り組む価値のあることなので、気がついた人は早めに行動に移していきましょう。
特に3つめの「悪い環境」は、すぐに変えられるかもしれません。
改善しやすい部分から取り組んでみてくださいね。
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