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高校受験の合否には「内心点」というものが大事になってくるのですが、内申点は「〇〇をすれば上がる」という明確な基準はありません。
定期テストの点数はもちろん、普段の授業態度など学校生活全般、そしてワーク(提出物、宿題など)が評価の材料とされています。
この記事では、その中でも「ワーク・提出物・宿題」などを、どう取り組めば内申点アップにつながるのかについて解説いたします。
少しでも高校受験を有利にするために、中学生になったらワークを大切にしましょう。
「ワーク」と言っても課題とされる教科や内容によりさまざまな形になりますが、全てに共通する基本は「きれいに書く(きれいに仕上げる)」ということ。
元から文字がきれいであれば一番良いですが、文字が苦手な人でもきれいに書く事は可能です。
この辺りに気をつけるだけで、見た目が整ってきれいに見えるようになります。
次からは実際にワークを提出するにあたり、気をつけるポイントをお伝えしていきます。
そもそも、ワークや宿題というのは「全問正解している」という必要はありません。
もちろん問題は解けるに越した事はありませんが、たとえ間違っていても「全て自力で最後までやってきた」という事が重要。
むしろ内申点の面ではそこが評価されています。
ワーク・提出物については以下の内容を押さえておきましょう。
また、ワークを提出する心構えや基本の部分は以下のようなものが考えられます。
さらに、白紙のまま提出しないこと。
全体でなく部分的であっても、指定範囲が終わっていない、答え合わせをしていないなどは良くないことです。
もちろん前述の通り、教科書などを見て正解を丸写しするのもだめ。
(友達の答えを丸写しすると、その友達にも悪い評価がつくかもしれないので絶対にやめましょう)
内申点は「関心・意欲・態度」「知識・理解」「技能」「思考・判断・表現」など4つの項目で評価がされています。
この中では特に「関心・意欲・態度」に大きく影響してきます。
(参考資料:文部科学省「学習評価の在り方について」より)
「ワーク」に関心を持ち、意欲的に取り組んでいるかは、例えば
といった事は、少し考えれば「やる気がないな」「集中してないな」というのがわかりますよね。
小学校時代の「宿題」と比べ、中学校の「宿題(ワーク)」はとても難しく感じるかもしれません。
しかし先生方は「高校受験につながる内申点を3年間、全員分、毎日真剣に評価している」ということを考えれば当然のことだと言えますね。
この記事では、高校受験のために重要になる内申点について、「ワーク(提出物・宿題)」でどう評価を上げていくかについて解説してきました。
結局のところ、ワークは
といった基本的なことを見て判断されています。
これらは確かに内申点アップのためでもありますが、もう少し長い目で見ると「その後の人生のため」にもなってきます。
何かの仕事をして生きていくことになる以上、上記のポイントは基本中の基本。
これができていないと他人や他社から信用されにくくなってきますね。
さまざまな意味で「将来のため」と思って、ワークに真剣に向き合っていきましょう。
この記事が参考になっていれば嬉しく思います。
参考記事:「高校受験を有利にするために!内申点の上げ方を解説します。【授業態度について】」
参考記事:「兵庫県の内申点の計算方法」