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計画を立てても上手くいかない人は、立てることはあっても修正することが少ないのかもしれません。
それは、一度自分が立てた計画を修正することは「恥ずかしい」とか「情けない」とか、そういう考えからきているのかも。
この記事では、どうしても計画の修正ができない人へ、計画の修正が大事な理由を解説いたします。
この記事が、目標を達成したい人の助けになっていれば嬉しいです。
計画を立てるということは、何かしら達成したい目標(=最終目標)があるはずです。
それが学業でもスポーツでも、また遊びの分野においても同じでしょう。
あくまでも自分の最終目標を達成するためにあるものが「計画」です。
「計画を実行すること」自体が目標ではないはず。
長く取り組んでいると、「一度決めた計画をやり切ること」の方に重きを置いてしまいがち。
これは誰にでもある経験です。
自分にとっての最終目標が何なのかをはっきりと自覚し、計画はそのためにあるのだと理解することが大事なのです。
計画とは、言い換えれば「目標を達成するための地図」と表現できるでしょう。
ゴールへたどり着くための地図は、今の時点で決めたこと(知っていること)を元にして作られているはずです。
立てた計画に沿って少しずつゴールへ近づくにつれ、今まで見えていなかった景色や考え方、または障害となるものが現れるはず。
自分で作ったお手製の地図(計画)は、その度に少しずつ書き加えられ、不要な箇所は抹消して完成に近づいていくものなのです。
こうした完成に近づけていく作業こそが、計画の修正ということです。
つまり計画の修正はあって当然のこと。
むしろ何の問題もなく、最初に決めた通り最後まで続けられる方が珍しいのです。
また、修正のタイミングは様々です。
スタートしてすぐであっても、かなり終盤になってからでも、どちらでも問題ありません。
修正の必要に気付いた時に行うべきなんです。
一番避けたいのは、最初の考えに固執してしまうこと。
「なんとしても最初の計画を実行する」と躍起になりすぎて周りが見えなくなり、肝心な場面で意欲を失ったり体調を崩したりしてしまう。
計画通りにするためのストレスでいっぱいになり、家族や友人との人間関係も悪化してくるかもしれません。
こうした事態に陥ることこそ、避けなくてはいけない事象です。
計画を修正する例を挙げます。
「毎日テキストを50ページ進める」という計画を立てたとしても、何日かやってみて無理そうだと感じたなら修正する方がいいんです。
進めるページ数を40ページに減らし、それでも無理そうなら30ページにする。
それよりも、もしかしたら「テキストを使う」という根本的な部分から修正・変更した方がいい場合もあります。
できない目標に固執して毎日未達成となり自信を失うよりも、達成できる目標をこなして「自分は毎日の目標を達成できている!」という自信を持つ方が大切です。
あくまでも最終目標の達成がゴール。
計画通りに進められず修正しても、最終目標が変わるわけではありませんよね。
その目標を達成するためには、本当にその計画のままでいいのか?と常に考え、柔軟な思考を持つことが大切です。
この記事では、計画の修正が大事な理由についてお話ししてきました。
計画は目標達成のための地図と同じ。
最初に作った地図は、道を進むにつれ修正して当然なのです。
計画の修正を何度もしている事に自信を失わないように。
それよりも、修正後の内容を達成できている事に自信を持ってくださいね。
計画を立てるというのは1つのスキルです。
これは今そのときだけ使うスキルではありません。
今後人生を長く生きていく中で、計画は何度も立てることになりますから。
修正を何度も行った経験は、計画を立てることの上達につながります。
計画の修正を行うのは性格や能力の問題ではありません。
もちろん恥ずかしがる必要もありません。
今後に活かせるスキルを身につけられた事に自信を持っていきましょう。
この記事が、計画の修正をおこなってばかりの人のお役に立てていれば嬉しいです。
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