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長時間勉強し続けていると、どうしても集中力がなくなってしまいます。
そうなると、学習の効果も半減。
せっかく勉強に費やした時間がもったいないことになってしまいます。
そこでこの記事では、勉強の合間に行う効果的な息抜き方法をご紹介いたします。
この記事を参考に、集中力を維持したまま学習に取り組めるようになっていただければ幸いです。
今回ご紹介する集中力を維持する息抜き方法は、次の4つです。
この4つの方法で、どれも簡単に実行できるものばかり。
順番に解説いたします。
集中力維持のためにできるお手軽かつ効果のあることとして、飲み物を飲むことをおすすめします。
飲み物はなんでも良く、ミネラルウォーターなどでもOKです。
勉強中はほとんど動きもなく、喉も乾いていないかもしれません。
特に夏場などでエアコンの効いた室内にいるのであれば、喉の渇きはほとんど感じないこともあるでしょう。
しかし、実は人間は何もしなくても水分を失い続けています。
そして水分を失うと体調を崩しやすくなったり、集中力を維持できなくなってしまうのです。
そこで水分補給。
水分を取ることによって集中力・体力の回復に加え、風邪やウイルスへの抵抗力をつけることにつながります。
(冬場は部屋の加湿をすることで風邪予防になりますが、それと同じことです。)
この時、できれば冷たい飲み物より温かいほうがおすすめ。
ホットココア、ホットティー、ホットミルクや、お湯を冷ました白湯(さゆ)もいいと思います。
温かい飲み物の方が体に負担が少なく、その後の活動にも良い影響があるでしょう。
集中力維持のための2つ目の方法は、甘いものを少しだけ食べることです。
お菓子ならなんでも良いわけではなく、また、甘いものをたくさん食べるわけでもありません。
勉強のしすぎで疲労した脳に糖分で栄養補給。
これで集中力が少し回復し、また勉強を続けることができるようになるでしょう。
気をつけていただきたいのは、食べ過ぎです。
甘いものをたくさん食べると、血糖値を下げるためのインスリンが体内に大量に分泌されます。
インスリンは眠気を誘うので、反対に集中力を失う結果になります。
ナッツ入りのチョコレートを1つ2つ、もしくはシリアルやバナナなどのフルーツもいいですね。
少しだけお腹に入れて、やや空腹感があるかも・・・というくらいで止めておくのがベターです。
仮眠をとるのは集中力の回復、維持するための有効な手段です。
「そんな短時間で眠れないよ」という場合は、目を閉じて机に突っ伏しているだけでも大丈夫。
実はこれだけでも体力が回復し、集中力が復活するんです。
仮眠の時間は5〜10分。
ちょうど学校の授業の合間の休憩時間くらいが目安でしょう。
どんなに長くても30分以上は眠らないように。
仮眠ではなくなり、ぐっすり眠ってしまう状況になります。
もしどうしても眠気がひどいなら、その日は仮眠を諦めて眠り、夜も早く寝ることです。
勉強は明日に持ち越して、明日からしっかり頑張れば大丈夫です。
集中力の維持には運動が効果的。
運動と言ってもしっかり行う運動ではなく、部屋の中でできるストレッチやそのままの格好でできる近所の散歩などがおすすめです。
例えば①でお伝えした飲み物の準備も、自分でキッチンへ行って準備するだけでも運動したことになりますね。
ストレッチは首や肩などの関節をぐるっと回して、固まった筋肉をほぐすイメージ。
それだけで結構しっかり回復できます。
どうしてもサッカーや野球の練習がしたいというのなら、着替えや準備の手間がいらない範囲で簡単にできることだけにしておきましょう。
サッカーならリフティングだけ、野球ならバットの素振りだけというくらいなら、運動によって活性化した筋肉や集中力が良い効果をもたらしてくれるはずです。
少し運動すると体がほぐれて脳にも良い影響がありますよ。
この記事では集中力を維持する方法を4つご提案いたしました。
いずれの方法も準備や動作に手間がいらず、それでいて効果の高い方法ばかりです。
これらの方法を取り入れて、長時間の勉強や取り組みの効果を高めるようにしてみてください。
ただし、どうしても体調がすぐれない時はしっかり休むこと。
そういう場合は単なる息抜きでは済まさずに、まずは体調を整えることを優先してくださいね。
この記事が、長期にわたって頑張っている学生さんの参考になっていれば嬉しいです。
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