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張られたレッテルによって決まる?子どもには良いイメージを持たせよう!

2022.9.3 張られたレッテルによって決まる?子どもには良いイメージを持たせよう!

「セルフイメージを高める」という言葉を耳にしたことはありますか?
自分に良いイメージを持つよう心をコントロールし、行動や成果を高めていこうという考え方です。

ビジネス書や自己啓発書にはこの手のことが書かれていて、実際に仕事や人生に役立てている人も多数います。

ところで、こうした良い果が出る考え方なら「子どものうちから実践したら良いんじゃないか」と思いませんか?
とはいっても子どもにとって「セルフイメージを高める」というのは難しく、親や大人にそうするよう指示されたところで何のことか理解しにくいと思います。

そこでセルフ、つまり「自分」でイメージを高めるのではなく、親も含めた他者から良いイメージを持たせてはどうか?という趣旨の記事を書きました。

もしビジネスシーンや人生において使える技術(考え方)であるなら、子育てに使っても良い結果になるはずです。

子どもが良い人生を歩む手助けができるよう、よかったら最後までお読みください。

他人からのイメージは「レッテルを貼る」ことで決まっていく

セルフイメージ(自分が自分で持つイメージ)とは違い、他人から与えられるイメージ、それを「レッテル(を貼る)」などと言います。

レッテルとは、元々は商品に貼り付ける札のことで、その商品が誰のものか、どういったものかを表示するために貼られていました。
「名札」をイメージするとわかりやすいかもしれませんね。

そして現在では他人のイメージや雰囲気、特徴などを表す際に「レッテルを貼る」などの言葉で表現し、使われています。

アメリカの心理学者「ハワード・ベッカー」という人物が広めた理論に「ラベリング論」といものがあります。

これはは簡単にいうと、
『他人にラベリングすることで、その人物は貼られたラベル通りの人物と見なされるようになる。』
というもの。

このラベリングという行為が「レッテルを貼る」というものです。

ラベリング論では主に「逸脱者のラベリングをする」といったネガティブな内容が解説されていますが、子育てにおいてはもちろんネガティブなレッテルを貼る必要はありません。

ポジティブなレッテルを貼ってあげることによって、子どもはその通りの行動や考え方になっていくのです。

子どもにポジティブなレッテルを貼る方法は「先に褒めること」

では子どもにポジティブなレッテルを貼ろうと思うと、どうすれば良いのでしょうか。
何かしらの「良い行動」を取るまでは普段通りしておいて、その時になったら褒める方法になるでしょうか?

実はそうやって待つよりも、先に褒めることをおすすめします。

たとえば、特に何かの行動をしたわけでなくても、「〇〇ちゃんは優しい子だね」というように、先に褒めるようにします。

最初はよく理解できず、「あれ?何かしたっけ?」という反応になるかもしれません。
しかしこれを繰り返していくと、その子の中には「自分は優しい子だ」という意識が芽生え、実際に優しい行動をとるようになってきます。
(何が「優しい」のかは、その子の判断基準になります)

また、嫌なことがあるとすぐ手を出したり癇癪(かんしゃく)を起こして友達とケンカしてしまっていた子でも、「〇〇ちゃんは優しいもんね」という声かけ(レッテル貼り)をされ続けると、「いつも暴れて怒られてるけど、私って優しい子だったのかな?」という心に変化。

そしてそのうち、暴れる前に「私は優しい子」というコントロールが働くようになり、問題行動になることが減ってきます。

こうして「先に褒める」ことで、その子の性格や行動にポジティブなイメージを植え、実際にそのようになってくることが期待できます。

ただし、できるだけ具体的な部分にも触れて褒めてあげること。
例えば「優しい子」というのなら、「いつも皆に挨拶できていて優しい子」というように「何が優しいのか」も一緒に伝えてあげてください。

具体的な部分に触れずただ褒めていると、そのうち子どもには「ああ、適当に言われているんだな」というように伝わってしまうことでしょう。

ネガティブなレッテルを貼るのはだめ

これは逆に考えるとわかるのですが、もしネガティブなレッテルを貼るようなことを続けていると、やはり子どもはそのような性格・行動になってきます。

「馬鹿だね」というような声かけをしていると、自分は馬鹿なんだと思い込むようになり、何をやる時も「自分が馬鹿だから(できない)」という制限をかけるようになります。

親や周りの人からつけられるイメージは、とても大きな影響力を持っているんですね。

先に褒めてあげて良いレッテルを貼ろう

子どもにはポジティブな声かけをするよう心がけよう

この記事は、子どもが自分にポジティブなイメージを持てるよう、先に褒めてレッテルを貼っていこうという内容で書いてきました。

ビジネスシーンなどでよく聞く「セルフイメージを高める」ことを子育てに応用させたのがこの考え方。
しかし、子どもにセルフイメージの話をしても理解できないと思います。

そこでレッテルを貼ってあげる。
「レッテルを貼る」と聞くとネガティブなイメージが先行しますが、良い内容で使っても何ら問題ありません。

セルフイメージが変わると行動も変わってきます。
それを続けた先に素晴らしい人生があると思いますよ。

ちなみに、声かけができなければ文字にして書いてもOK。
トイレやベッドの脇などよく目につくところに貼り出しておけば、それを目にするたびにセルフイメージが高まることでしょう。

この記事が子どもの成長のお役に立てていれば嬉しく思います。

参考記事:「親から子どもにかけたい言葉を知って、承認欲求を満たしてあげよう!
参考記事:「親の姿勢が大事!なかなか自信を持てない子どもに自信を持たせる方法

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