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趣味や息抜きのためではなく学びのための読書をしているのなら、できるだけ効果をアップさせたいと思うのが本音ではないでしょうか。
1冊あたりの効果が上がれば、1回の読書で得るものがより多くなりますよね。
この記事では、読書の効果をアップさせるコツについてまとめました。
様々な学びのために読書をしている人は、ぜひ最後までお読みください。
学びのための読書をするにあたって、その効果をアップさせるコツは6つあります。
これらを順番に、詳しく解説していきます。
読書するにあたり、
・何も考えずに本を選んで適当に流し読みする人
・本を読むための目的や理由があって読む人
この2者では、確実に後者の方が読書から得るものが多くなります。
またこの場合の得るものですが、本全体から多量の知識を得られなくても良いのです。
本の中の1ページ、1フレーズでも心に残るものがあれば、その読書は成功です。
そうなると、何も考えずに読み進めていくよりも「〇〇について学びたい」と思っている人の方が1フレーズを見つける確率は上がることでしょう。
ちなみに新しいことを学ぶ際は、同じこと(ジャンル)について書かれた本を10冊程度連続で読んでみるのがおすすめです。
読んでいると、その10冊の中に同じようなことが書かれた箇所が出てくるはず。
その箇所こそが、そのこと(ジャンル)の肝の部分というわけです。
本を読み学んだことを実践することで、読書の効果をアップさせることができます。
つまり、「学んだことをアウトプットするぞ」と考えながら読む方が、本の内容が頭に残りやすくなります。
実践といっても学んだ内容によりけり。
例えばノートに書くことや、家族や友人など誰かに話すことも実践の1つと言えるでしょう。
もちろん行動を変えることで、今までより充実した日々を送れるようになるかもしれません。
学んだことは頭の中に置いておかず、すぐ外に発信していくようにしましょう。
いかに名著と言えど、書いてあることを全て鵜呑みにせず「自分だったらどうか」と考えながら読む方が効果が上がります。
言い方を変えれば「予想しながら」「予測を立てながら」という感じでしょうか。
淡々と文字を読むことなく、自分に置き換えて考えるクセをつければ1つ1つの情報が腑に落ちやすくなります。
その際はただ文字を目で追うだけでなく、付箋を貼ったりマーカーペンで色をつけたりするのも効果的です。
読書も1つのスキルです。
スキルということは経験による慣れがあります。
毎日読むことで読書自体に慣れ、読むスピードが上がって読むのが楽しくなってきます。
そのためには、早く読めるよう意識して読むことが大事。
ずっとフルスピードだと目も脳も疲れてきますが、ときどき意識的にスピードアップして読むようなクセをつけるといいですよ。
1度読んだ本を再読することで理解が深まります。
全ての本を2度以上読むことは難しいですし、そんなことをしていると飽きてしまうかもしれません。
「これは良い!」と感じた本を再読して、より自分の血肉とできるよう心がけてみてください。
ちなみに、2回目を読む際は一字一句目で追わなくても、気になるポイントやページを集中的に読むことでかなり時間を短縮できますよ。
就寝前の読書は読んだことを覚えておきやすいと言われています。
脳というのはその日体験したことを、寝ている間に整理して保存する習性があるそう。
寝る直前に本を読むことで、学んだことを脳が整理してくれる効果を期待できます。
ただし、就寝前には1日の疲れが出て読書どころではないかもしれません。
そういう時は無理せずに寝てしまって、朝目覚めてもまだ読みたいなら、そのときに読み始めるようにしてくださいね。
この記事では読書の効果をアップさせるコツとして、6つの方法をご提案しました。
ただ再度お伝えしますが、これらはあくまで「学びのための読書」のコツ。
息抜きで読んだり好きで読む分にはここまで考えずに気楽に読むべきです。
でないと読書がストレスになって、そのうち読むのが嫌になってしまいますからね。
何事もやりすぎは禁物。
楽しく読んで、楽しく学べるように心がけましょう。
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