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自分の子どもにはどんなことでも自信を持って取り組んでいってほしい。
こう考える親御さんがほとんどだと思います。
我が子に対して「自信を持たずにやりなさい」という指導をする人はいませんよね。
けどいくら言ってもなかなか自信を持ってくれない・・・
実はこの理由には、子どもではなく親の姿勢が関係しているんです。
この記事では子どもに自信を持たせる方法として、親の姿勢や行動について触れています。
子どもの今後の人生において自身の有無は大事ですから、ぜひ一読して参考にしていただければと思います。
実は自信のない子どもというのは、親御さんに自信がない場合が多いんです。
「子は親の背中を見て育つ」とは昔から言われている言葉ですが、この言葉の意味を考えると「親の自信のなさが子にも伝わっている」のがわかると思います。
自信のない親に「自信を持ってやりなさい」と言われてもちょっとなぁ・・・となるわけです。
となると、まずは親御さんが自信を持っている姿を見せないといけませんね。
そうは言っても、自信を持つというのをどうすれば良いのかわからないと思います。
そこで提案するのは「新しいことに挑戦する姿勢を持つこと」です。
子どもからすれば、自分の親がいくつになっても新しいことにチャレンジしていれば、自分もマネしてみたいと考えるのは至極当然のこと。
新しいチャレンジなので当然失敗することも出てくると思いますが、その失敗も楽しみ、乗り越えていくところを見せれば子どもの心もグッと掴む事ができるのではないでしょうか。
そうした姿勢を持った上で、子どもには以下のような接し方をしてみると良いでしょう。
まずは子どもにやり方を教えてあげてください。
自分がやったことのある内容ならそのアドバイスを、未体験のことでも「楽しんでやる姿勢」を伝えられると思います。
子どもの代わりに「やってあげる」のではなくて、あくまでやり方を教えるのが大事です。
代わりにやっても子どもの自信にはなりませんからね。
子どもには、最初から最後までやり切らせる事が大事です。
途中で親の助けが入ると、「困ったらすぐやってくれる」と思ってしまい達成感(自信)を得にくくなります。
ただし、危険な箇所があったり、手順が多く複雑なことは、部分的に任せるようにしましょう。
そこから少しずつ難度を上げていけばいいと思います。
任せるからには口出ししないこと。
親御さんはこの部分を間違えないようにしてくださいね。
任せたことの成否に関わらず、取り組んだ過程を褒めましょう。
今までなら取り組む事がなかったような物事に、誰の手も借りず頑張って取り組んだこと。
これ自体が素晴らしいことですよね。
もし結果的に失敗したとしても、部分的に良いところが必ずあるはずです。
そこを褒めるのを忘れずに。
過程を褒めてあげたら、その後はより良い結果を得られるようアドバイスしてあげましょう。
決して「途中」でアドバイスという名の口出しをしないように。
途中であれこれ言われるとやる気を無くしてしまいます。
親ならではの、大人の目線でのアドバイスは、子どもがさらにレベルアップして自信を持つことにつながります。
反対に、子どもの自信を失わせる行動は絶対にしないようにしましょう。
たとえば、「周りと比べる」「結果だけ褒める」などしてはいけません。
「他の子はもっと上手くできるよ」「そう。できて良かったね」などの言葉は子どもの頑張りを無視するような内容。
こうした声かけは決してしないよう注意してくださいね。
この記事では、子どもに自信を持たせるには親の姿勢が大事だという視点で解説してきました。
いくら子どもといえど、自信が無い親に「自信を持て」と言われて納得するのは難しいもの。
ということは、まずは親が何事にもチャレンジし、乗り越えて自信を持つという姿勢(背中)を見せるのが大事です。
「子どもが生まれてから守りに入ってしまっているかもしれない・・・」と思う節があるなら、ぜひチャレンジ精神を持って何事にも取り組んでみてくださいね。
参考記事:「嫌いなことも楽しくしたい!子どもが勉強を好きになる方法をお伝えします!」
参考記事:「反抗期に良し悪しがある?自立心と反抗心の違いについて」