Blog
うっかり間違える、というのは人間誰しもあるものです。
世界的に活躍するような有名人だって、簡単な間違いをすることはあるんですよね。
このうっかり間違いを、「ケアレスミス」と言ったりします。
ケアレスミスは、普段の生活の中でなら気にならなくても、大事なテストや入試など「ここぞ」という場面では起こしたくないものでしょう。
この記事では、そもそもケアレスミスがなぜ起こるのか。
その原因について、いくつか考えられることを書き出してみました。
原因を知れば改善できるかもしれませんし、対策を練ることもできます。
ケアレスミスが多い、気になっているということであれば、ぜひご一読ください。
(なお、「学校のテスト時にケアレスミスがよくある」というシーンについて、掘り下げて書いております。)
ケアレスミスが起こる原因は1つだけとは限りません。
まずは原因として考えられるものを4つ挙げていきます。
これらについて、順番に見ていきましょう。
当たり前ですが、テストは普通の授業ではありません。
毎日受けている普通の授業であれば、それほど緊張することはないと思います。
もし仮に普段の授業中に抜き打ちで小テストを行うことになったとしても、それほど緊張せずにクリアすることができるのではないでしょうか。
これは期末テスト、実力テスト、あるいは本番の入試のように緊張感を持って取り組むテストと違い、リラックスした状態で受けているものだからです。
もちろん性格によっては緊張することもあると思いますが、本番のテストと比べてみれば緊張度合いが違うのは自分でもわかると思います。
平常心ではないということは、
などの精神状態のこと。
こうした状態だと、本来持っている実力を発揮できないのは当然。
わかる問題を間違えたり、読める文字を読めなかったりというケアレスミスにつながってくるのです。
せっかちな性格、言い換えると「慌てやすい性格」となるでしょうか。
「テストは時間が決まっているし、とにかく早く、早く」と焦ってしまい、簡単なミスを頻発してしまいます。
例えば、せっかちな人は問題文の途中で全文を理解した「つもり」になってしまい、解答に取り掛かってしまいます。
この時よくあるのが算数(数学)の文章問題で、単位を間違えていること。
g(グラム)とkg(キログラム)を間違えて解答欄に書き込んでしまうのは想像に難くないでしょう。
他にも、選択問題で「正しい解答を選ぶ」のと「誤った解答を選ぶ」のを間違えること。
例えば3択問題で、2つは正しい内容で1つは誤った内容が書かれていた問題があったとき、選択するのは「誤った内容はどれか」というケースはよくあります。
問題文をよく読まなかったばかりに、「正しい内容」が書かれたものを選び、テストとしては誤答したことになってしまうミスもありますね。
せっかちな性格をしていると、ケアレスミスにつながりやすくなります。
落ち着いて、問題文は最後まで読むようにしましょう。
集中力がないと、どうしてもケアレスミスにつながります。
など、集中力の欠如でうっかりミスは起こります。
集中力も年齢や性格で持続時間が違ってきます。
何度も模擬試験を受けるなどして、試験時間の間は集中できるような訓練が必要かも知れません。
余裕、言い換えると「慢心」です。
こんな問題簡単だよ・・・そう考えてテストに臨むと、意外に本当に単純なミスをするものです。
こういったことは往々にして起こり得ます。
「今度のテストがめちゃくちゃ難しかったらどうしよう」とここまで自分を下げる必要はありませんが、ある程度謙虚な姿勢で望みたいものです。
この記事では、ケアレスミスが起こる原因について4つを挙げてきました。
改善するためには、「ケアレスミスを起こした」ということを自覚するのが大切です。
「なんで間違えたのかな?よくわからないけど、まぁ次また頑張ろう」
テストの結果をこれで終わらせてしまうと、次からも似たようなミスをしてしまうでしょう。
ケアレスミスは性格的なものなのか、余裕を持ちすぎているからなのか・・・こうした分析が必要です。
もし家庭教師の指導を受けているならば、こうした部分も一緒に改善していけます。
より良い結果を得るためにも、家庭教師を積極的に活用してくださいね。
関連記事:「勉強するモチベーションが上がらない?まずは理由を自己分析してみよう」
関連記事:「【変える事が重要】続けていた勉強のやる気を失った時の回復方法6選」