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【目上の人との会話に向けて】面接時にも重要になる会話のマナーをお伝えします

2022.9.25 【目上の人との会話に向けて】面接時にも重要になる会話のマナーをお伝えします

周りの人が多めに見てくれることが多い小学生の頃と違い、中学生になるとちょっとした言葉のやり取りで好感度がグッと変わってきます。

特に私立高校への入学を検討している中学生の場合、試験科目に「面接」が科されている場合も。
面接となれば、基本的には大人の人(目上の人)と、オフィシャルな会話をすることになります。

その場面で悪い言葉遣いをしてしまうと、一気に減点対象になってしまうかもしれません。

この記事では目上の人と話す際の会話のマナーについてお伝えいたします。

言葉遣いは日常会話で覚えます。
普通の会話で堅すぎる口調になる必要はありませんが、ある程度丁寧な話し方・心構えを知っておかないと本番でボロが出るでしょう。

事前に学んで、少しでも入試を突破できる可能性を高めましょう。

目上の人との会話で気をつける5つのこと

会話のマナーについて詳しく書くと膨大な量になります。
ここではその中から基本的な5つのことに絞ってお伝えいたします。

  • 単語の初めの部分と文章の終わりに気をつける
  • 目を見て話す
  • 返事ははっきりと行う
  • 略語を使わない
  • 挨拶は最初と最後にしっかり行う

これらを順に解説いたします。

単語の初めの部分と文章の終わりに気をつける

単語の初めの部分を「語頭(ごとう)」、文章の終わりの部分を「語尾(ごび)」と言います。

これらを丁寧にすることで、「気を遣った会話ができる子だな」と思われるようになります。

単語の初めの部分とは、例えば次のようなものがあるでしょう。

  • 水→「お水」
  • 弁当→「お弁当」
  • 話→「お話」

いずれも単語の頭に「お」を付けただけですが、これだけで丁寧な言葉になった印象を受けませんか?

続いて、文章の終わりとは次のようなものを指します。

  • 〜した(例:お弁当を食べた)→「お弁当を食べました」
  • 〜してほしい→「〜していただきたいのですがよろしいでしょうか(〜していただけませんか)」

などですね。
面接の場でどういう会話をするかはわかりませんが、それ以外の場面、例えば部活動の先輩や顧問の先生と会話するときにも大事になってきます。

家の中ではつい「あれ、やって」と言っていることでも、目上の人との会話では「あれをしてください(していただけますか)」という丁寧な言葉遣いにする必要があるでしょう。

こうしたところは特に普段の様子が出てしまいやすい部分です。

目を見て話す

目上の人と会話をする際は、相手の方を向いて目を見て話しましょう。

友達や家族と会話する場合は「スマホを見ながら」「ゲームをしながら」会話することがあるかもしれません。

しかし目上の人にこれをやると大変失礼に当たります。

「私は今、敬意を持ってあなたとの会話に集中しています」というのを伝えるため、必ず相手の方を向き、目を見て話すようにしましょう。
(※目を直接合わせるのが苦手な人は、相手の「眉間(みけん)」辺りを見ると自然な感じになります)

返事ははっきりと行う

会話の際の返事ははっきりと行いましょう。
特に目上の人と話していて何か頼まれたり指示された際には、「はい、わかりました!」と元気よく返答することでかなり好印象を与えることができます。

反対に、話しかけられても黙っていたり、ボソボソと返事をしていると悪印象
話を聞いているのか、理解しているのかが伝わらず、相手を困らせてしまいます。

ただし、場所によっては声を出しにくいシーンもあるでしょう。
そういう時も、相手の目を見て会話の途中でうなずくなど相槌を打つ仕草を入れれば、「この子は話を聞いてくれているな」という印象を持ってもらいやすくなります。

略語を使わない

短い単語にして呼称する、いわゆる「略語」は使わないようにしましょう。

日常的によく使っている人は、オフィシャルな場面でも言ってしまいがち。
学校名や建物の名前、地名など、公共の名称を自分たちのラフな感覚で勝手に略して相手に伝えないようにしましょう。

それから、「部活」などの言葉にも注意。
「クラブ活動」「部活動」などの言葉で伝えるようにしましょう。

気にしない人もいるかもしれませんが、できるだけ正式名称で伝える方が丁寧な印象を持たれるでしょう。

最初と最後の挨拶はしっかり行う

会話の初めと終わりにはしっかりと挨拶をしましょう。

面接の場では当たり前のことですが、普段の場での会話だと忘れがちで、うっかり流してしまう人もいます。

話し始める時には「おはようございます」などの挨拶からスタートし、話しの終わりには「ありがとうございました」などのお礼を述べるようにしましょう。

特に普段のシーンの中で目上の人と話す際気をつけたいのは、「今、お時間よろしいですか?」という確認を添えること。
この一言があるだけで「相手の都合を慮ることができる子だな」という印象を持ってもらえて良いと思います。

話始めと終わりの挨拶、そして気遣いの言葉を覚えておきましょう。

目上の人との会話はマナーに注意する

普段の会話を練習の場と考える意識が大切

この記事では、目上の人と話す際の会話のマナーについて解説いたしました。

中学生にもなれば、部活動や体育祭などの行事ごとで学年が上の人と接することになったり、学校の各教師や親戚づきあいなどの場面で大人の人・目上の人と会話することも増えるでしょう。

そして私立学校への高校受験を検討している場合、入試科目として面接を受ける人もいるかもしれません。

こうした場面では普段の会話での言葉遣いが生きてきます。
日常での会話を練習の場と考え、咄嗟の場合でも良い対応ができるよう準備しておきましょう。

参考記事:「重要性を知ろう!子どもが挨拶を習慣化する方法をお伝えします
参考記事:「性格の違いは気にしなくていい!内向型と外向型の差に悩む中学生について

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